スノーボードパフォーマンスをアップするオフトレ「夏塾」

こんにちは。西宮市のよしやま鍼灸整骨院の吉山です。

スノーボードをされている方は雪がなくなるとオフシーズンになってしまいますね。

皆様はオフシーズンの間、来シーズンに向けてスノーボードの為に何かされていますでしょうか?

2年目となる今回もスノーボードパフォーマンスをアップする「夏塾」にてオフの間のトレーニングを実施しました。

夏塾とは?

この企画は白馬岩岳スノーボードスクールの茶原さおりプロとのコラボ企画でオフシーズンの夏の間にしっかりトレーニングしシーズンを迎えましょうという企画です。

夏塾の内容は?

私はここ数年アルペンスノーボードのナショナルチームやプロ選手の方々と仕事をさせて頂く機会がありましたので、その内容などを一般の方々にお伝えできる機会があればと考えておりました。そこで茶原プロと様々なお話をさせて頂き今回陸上でのトレーニングを担当させて頂く事となりました。

では実際にオフトレといっても何をやるか?どんなトレーニングをやればいいのか?ジムで筋トレ?など難しいことが多いかと思います。オフトレは来シーズンに向けての準備になりますが、筋力を維持したりイメージトレーニングしたりスケボーしたりと・・・色々と取り組まれている方も多いかと思います。夏塾では私が取り組んでいるコオーディネーショントレーニングというトレーニング科学をメインに様々な項目のトレーニングをしていきます。例えばスノーボードは足の屈伸が多いのでまずはスクワット!という方も多いかと思います。もちろん様々な場面での脚力は必要ですし強い方がいいのですが、それだけでは筋力は強くなりますがバランスを維持したり(キープ)良い位置に戻る(リカバリー)能力が養われません。その筋肉をコントロールする神経も一緒に鍛えなければならないということです。夏塾ではオフトレでなにを?どうように?どれくらい?トレーニングすればいいか?ということを明確にしていきます。人数も少人数で実施しますのでそれぞれの動作や身体を見ながらパーソナル的に指導させて頂きます。


コオーディネーショントレーニングとは?

専門的なお話になりますが、コオーディネーショントレーニングでは情報系とエネルギー系に分けて考えます。その情報系の中にコオーディネーション能力というのがありこれをベースにトレーニングを組み立てていきます。この能力は7つありましてどの能力にフォーカスしてメニューを組むか?スノーボードではどのような能力が特化して必要か?など考察していきます。またエネルギー系の筋力や持久力なども紹介し説明させていただいてます。

写真のようにしゃがみ方からディスクなどを使い足元を不安定にしてスクワットを実施していきます。筋力をアップするスクワット姿勢ではなくより競技に近く安定しパワーを発揮できる体制でバリエーションや難易度などを私が操作し個人個人に合った内容で実施します。

今回のメニュー

今回は3つのテーマで分けて進めてまいりました。

1、コオーディネーショントレーニング総論

  FMS/ファンクショナルテスト

  ストレッチ

2、コオーディネーショントレーニング各論

  コア・ピラー

  バランス

  プライオメトリクス

3、コオーディネーショントレーニング各論

  トレーニングプラン


白馬岩岳雪上トレーニング

今年は12月末に実際白馬岩岳での雪上トレーニングにも参加させて頂き午後から陸トレの指導もさせて頂きました。ライディングやフォームのチェックは茶原プロが指導し、私はその動作を実施する為の関節の使い方、力の入れ方やタイミングなどを細かくチェックしその場でお伝えし改善していくというような流れで実施できました。その場で指導を受けすぐに改善できるので皆様すぐに改善されてたように思います。その後山を降りてトレーニングスペースでさらに陸トレ、ストレッチを実施しました。オフシーズンのトレーニングでお悩みの方は是非ご相談ください。

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